メッセージ

「被災地の方々に必要なもの。家、お金、食べ物、水・・・・・たくさんある。なくてはならないものではないが、そのうちの一つに、心を柔らかくするもの、元気にするもの、開かせるもの、潤わすもの、浮き立たせるもの、ちがう世界に連れて行ってくれるものは含まれないだろうか？
それは、一冊の本だったり、美しい絵だったり、音楽だったりするかもしれない。

私になにかできるとしたら、ダンスを通して、肉体を通して精一杯伝えることだと思う。
過酷な現実のなかで戦ったり、耐え抜いたりしているなか、ダンスを見てもダンスをしても、お腹いっぱいになったり、何か解決するわけではないが、一瞬でも心が満たされ、現実から旅をしたり、笑顔になったり、忘れていた気持ちを思い出すことができたらいいなと思う。

また、ダンスは観るだけでない。避難している方々は、自分の空間、時間を持てず、物理的にはその部分を人と分かち合っていても、逆に体と心は人と接しあうことは少ないのではないか。心は接していても、のびやかに自分を解放できなかったり、体が草木のように伸びたいと思っていることに目をつぶっていたりしているのではないか。
シンプルに体と心を動かし、他者と触れ合い、音や空間や時間や体温、自分の変化を味わっていただけたらと思う。

ダンスは素晴らしい。
道具はいらない。自分の体と心があればいいのだ。 

もし、ダンスで日本が一つになる手助けができたら、こんなに嬉しいことはない。」

こんなことが出来る、こんなことをしたい:

ダンス公演、ワークショップ、ヨガもとりいれたダンスクラス

可能な時期　２０１２年１月から３月

これまでの公演以外のアウトリーチ、学校や福祉施設でのワークショップの経験:

幼児や児童に向けてダンスや表現教育のワークショップ

略歴、リンクなど

横浜国立大学モダンダンス部にてダンスを始める。4年間の教師生活を経て、自分のダンスを追及すべく、NYでダンスを学ぶため退職。渡米。
帰国後、多数の公演に参加するかたわら、ソロ活動開始。
日本画家、彫刻家、ジャズシンガー、ベーシスト、ドラマー、ピアニスト、ギタリスト、アートクリエイターなど様々なジャンルのアーティストとコラボレーションを行う。
ギャラリーやライブハウス、保育園、札幌モエレ沼公園ガラスのピラミッド、釧路芸術館の階段など劇場外での公演も多い。
また、子供たちが生き生きと自分らしくいることのきっかけになれば・・・と、表現教育を学び、学校や夏休みのイベントでの講師や実演、芸団協主催の企画の講師なども行っている。
2003年より「Earth」シリーズと題して、企画・演出・振付・出演のリサイタルを行っている。 ２００９年、横須賀に念願のダンスとヨガのスタジオを開設。
自分のエネルギーを社会に世界に還元したいと、ダンスでなにができるか日々模索。
http://infinitymm.web.fc2.com