垣内友香里


垣内友香里(かきうちゆかり)

 コンテンポラリーダンスの振付家及びダンサー

メッセージ


被災地のアート復興を心より願っている者です。舞台芸術やアートを愛している人間であれば誰でも、私の心と身体の一部だと思うからです。もし、芸術活動をしたいと思っているにもかかわらず、今回のことで、断念せざるを得ないと考えている方がいれば、なんとかして力を貸してあげたいです。
4/21に、私が企画/運営している、東京ダンスタワーvol.32で、東日本大震災のチャリティー公演をしました。観客一人一人の熱い気持ちをがこもった寄付金は、決して高額とはいえませんが、それでも全額の27735円を、企業メセナ協議会、「芸術・文化による復興支援ファンド」に送金しました。
その後、送金する事以外 にできること、そして私にしかできないことは何だろうと考えまして、以下の企画を思いついた次第です。
被災地のダンス慰問は、要請があれば、すぐにでも伺います。
しかし、被災地の方々が、その方たちの土地をその方たちの力でアート復興していくのが、一番良いのではないかと考えました。少しでもその手助けをしたいです。

こんなことが出来る、こんなことをしたい:


要請がある地区に、ダンスのワークショップをしに参ります。主に、ゲームをしたりインプロ(即興)をしたりする、創作ワークショップです。普段ダンスをしない、一般の方や子供も参加OKです。楽しみながら体を動かしましょう。
しかし、ここからが本題です。
参加者の中から、私の作品または、私自身、以下の企画に興味を持った方、動機は何でもかまいませんので、もしいらしたら、公募します。

私は中国上海のアート関係者に深いつながりがあります。私の作品の上海公演出演の機会を与えます。上海のアーティスト関係者を紹介したりできますので、これを機会に以降自身で上海で公演活動をしたり、将来世界に羽ばたくアーティストとなっていただきたいです。そしてその経験を被災地のアート復興に役立てて欲しいのです。


私はこの秋に上海で公演をします。4/21に初演をした、男女のデュオ作品です。そのダンサー男女2人を募集します。公演日は10月末を考えていましたが、被災地の事情で延期してもかまいません。12月末までなら可能です。
作品は再演ですので、長いリハーサル期間は必要なく、だいたい1週間を考えています。振付は難しい踊りではありません。東京か、上海か、出演者の土地のどこかでリハーサルをして、本番にのぞみます。スケジュールは負担にならないように、できるだけ調整します。
それにかかる、渡航費、滞在費、少額のギャラ、東京までの往復の交通費、すべてわたしが負担します。
上海は、たべものがおいしく、人々は真面目で親切です。経済発展がすごくて裕福です。旅行のつもりで、結構です。去年は6人の団体で行きましたがとても楽しいものでした。そして出演者の一人が、この夏に彼女自身の団体で上海公演をやることになったのです。縁がつながっていく。私をして、出演者が成長していくことは、大変すばらしいことと思います。日本と中国が共にアートを発展させていく、そういうお手伝いをしたいのです。

可能な時期 今から、12月末まで可能です。別企画としてであれば、それ以降も可能です。

これまでの公演以外のアウトリーチ、学校や福祉施設でのワークショップの経験:


2007年4月に、群馬県立女子大学で、普段はダンスをしていない、芸術専攻の学生にワークショップをして、大学構内全体を使った、観客移動型の作品「屍ときめくダンスツアー」の総演出をしました。(山賀ざくろ、松田たかこ、根岸由季等出演)

略歴、リンクなど

略歴:振付家/ダンサー
Benny Moss主宰。現代演劇活動の後、ダンスに転向。2004年より自身のユニットを主宰。常に新しいダンスを目指し、 最近はメゾッド開拓に励む。劇場、野外、美術館、幅広く作品発表を行う。海外のアーティスト、他ジャンルアーティストとの共同制作も活発に行う。
中華圏での人気が高く、中国、台湾公演を継続的に行っている。先月34回目を迎えた「東京ダンスタワー」企画者。「大橋可也&ダンサーズ」古参ダンサー。
垣内友香里ホームページ: http://www.kakiuchiyukari.com/
東京ダンスタワーブログ : http://dance-tower.jugem.jp/
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